奈良ほどく舎 

フルコト・ことのまあかり主催のイベント・講座などです。色々な場所で開催します。

3月4日(日)5日(月)洞川カフェ2018

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ことのまあかり店主、生駒あさみが8年前から愛してやまない天川村・洞川。2015年にも開催した「洞川カフェ」の2018年版は、普段洞川のお店にいっても食べられない「おみ」をメインに、湯豆腐などなどをお出し致します。地元の人しか食べられない味をぜひこの機会にご堪能ください!

また、今回は橋田頼子さんとのトークイベントも開催します。2017年に共著で刊行した「洞川の本」の話や、洞川の楽しみ方などなど、頼子さんと直接お話できる機会です。ぜひご参加くださいませ!

日程 2018年3月4日(日)5日(月)2日間の開催です。

時間 両日とも13時~開店。5日は18時で終了です。

 

◎「おみ定食」(税込み1200円)予約受付 

おみ、小鉢2品、ごろごろ水で淹れた珈琲付き

「おみ」とは?そうめんのおじやです。洞川の家庭の冬のご馳走なのだそう。お店などでは出してません。住んでないと食べられない味をぜひ味わってくださいね!土鍋でお出しします。おなかいっぱい食べてくださいね。

 

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↓からご予約ください。湯豆腐セット、あまごの燻製などのおつまみは予約不用です。日本酒大峰山、用意しておきます。

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◎イベント「もっと知りたい洞川のこと~橋田頼子・生駒あさみ洞川トーク

20174月に刊行した「洞川の本」のことや、洞川の楽しみ方、頼子さんのおすすめや、洞川の特徴、他の地域との違いなど、いろいろお話を伺えると思います。これから洞川に行ってみようかな?と思う方も、普段から行っている方も、なかなか聞けないお話をこの機会にぜひ聞きにきてください!。トーク終了後は洞川のおいしいお豆腐やあまごの燻製などなどのおつまみを準備しますので、皆さんでざっくばらんにお話しましょう!

参加費2500

(イベント参加費用、トーク終了後、洞川の湯豆腐やあまごの燻製、おつまみなどを食べつつ歓談予定。(食べ物代含む。飲み物は別途。))

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◎橋田頼子

洞川生まれ洞川育ち。学校事務職員生活を経て、2008年から故郷洞川で「ゲストハウス一休」を営業。今まで洞川に無かったゲストハウスというスタイルで宿を運営し

地元愛の深い案内でリピーターをますます増やしている。2015年にはbookcafeひとやすみもオープン。(写真はbookcafe)

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3月18日(日)大伴会(大伴旅人にちなんだお酒やお菓子をたべて旅人についての話を聞こう会)

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大伴会とは…

大伴旅人メインに大伴氏にまつわるネーミングのお酒やお菓子やグッズをかこむ会です。大伴氏について盛り上がりたい!という会です。

伊藤いらかさんに大伴旅人についてのミニ講座をしていただきます。

また、つまびきやさんに大伴旅人の歌で版画名刺を作っていただきます。

旅人グッズの販売もあるかも…!!!?

 

日程 3月18日 

時間 18時から

参加費 2000円(お酒、お菓子など付き)

お申し込みはこちらから!

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ゲスト

伊藤いらか

広島県出身。趣味で飛鳥~奈良時代をメインに、シロガネロックの名で日本古代史の漫画を創作、コミックマーケット等で作品を販売。古代瓦を愛好し、文様を図案化してグッズ制作なども手がける。「なら記紀・万葉名所図会」(H29.2 奈良県発行)の挿絵なども担当する。

 

つまびきや

古代の景色が今もちらほらと残る古都・奈良にて、消しゴム版画を使った雑貨を制作しています。図案を描き起こし、消しゴムを彫り、豆本ならば製本工程もすべて手作業で行っています。仏さまの絵はがきや、総版画豆本と銘打った本文を全て消しゴム版画で刷った豆本などを作っています。

 

 

3月7日(水)~3月12日(月) きっと来たくなる きなりの郷 下北山村inことのまあかり

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3月7日~3月12日 下北山村フェアを開催します!

奈良県下北山村奈良市からは車で約3時間はかかりますが、美味しいものがたくさんあり、気持ちの良い温泉がある、とても豊かな場所です。フルコトあるじの上村恭子が今住んでいる場所でもあります。

下北山村でしか収穫できない「下北春まな」が採れたての美味しい季節に、奈良市で限定ランチのご提供とワークショップを開催いたします。下北山村役場さんにも全面的にご協力いただきます!

 

※3月7日~3月12日 限定ランチ(価格は税込み)

数量限定のため、基本は予約とさせて頂きます。(当日の予約数に達しない場合は飛込みも可能です)

ご予約はこちらからお願い致します!

*3/7、9のめはりすし定食は予約締め切りました。それ以外でしたら可能ですが、時間によっては対応できないことありますので、事前にご予約ください。

 

ことのまあかりご飲食予約フォーム

 

めはり寿司定食

 めはり寿司3個、いのしし汁(南朝みそ汁)、ごんぱち(虎杖)いため煮、たかきび団子

下北山村めはり寿司は春まなを使用します。)

飲み物なし 1080円

飲み物つき 1458円

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●おかいさん定食

茶粥、春まなの漬物、あまごの甘露煮、ごんぱち(虎杖)いため煮、ジビエの佃煮

飲み物なし 1080円

飲み物つき 1404円

たかきび団子つき(飲み物なし) 1458円

たかきび団子+飲み物 1728円

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●たかきび団子

下北山村に、在来のたかきびの種を受けついでこられたご夫婦がいらっしゃいます。サポートきなりさんの協力により、今回はそのたかきびをことのまあかりで特別にご提供させて頂くことになりました。ねっとりもちもちとした懐かしい風味のお団子です。この機会にぜひお召し上がりください!

たかきび団子+飲み物セット 810円

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上村恭子の写真やイラストの展示もある予定です。

3月10日(土)にはめはり寿司作り、たかきび団子作りのWSの開催も予定しております。こちらの詳細も決まり次第お知らせします!

よろしくお願い致します!

 

 

ことのまあかりご飲食予約フォーム

 

1月13日(土)14(日) BAR輪-rin-~樹とオリジナルカクテルと忍のおしゃべりと~

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お知らせが大変遅くなってしまいました…

1月13日、14日のお知らせです。
11時~17時通常営業(いちごホットケーキもあります)、通常メニューは16時半ラストオーダーです。鍋の予約も16時半までとさせていただきます。


17時から、久々にしのぶさんのBAR輪をオープン!(メニューはBAR輪のカクテルとおつまみのみになります。雑貨販売はいたします)

予約などは特に必要ありません。

飲み物/おつまみ☆すべて500円
 オリジナルカクテル  御衣黄(ぎょいこう)/佐保蛍(さほのほたる)
 ジン・ウィスキー[水割り/トニック割/ロック]
 ノンアルコール
 おつまみ2種盛り合わせ きたまち豆腐の南朝味噌漬け&クンセロマリネ

kinochano.exblog.jp

グラスを傾けながら、しのぶママに人生相談に乗ってもらってください(笑)

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また、年末にフルコトで開催していた、長谷新吾展で販売していた木のプレートも一部販売します!詳細はこちらに!
行き逃した方はぜひぜひ、この機会にことのまあかりにお越しくださいね!

kinochano.exblog.jp

2月11日(日・祝)朗読劇「夜長姫と耳男」

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東京で活躍する儚組さんが、ことのまあかりで朗読劇を開催してくれることになりました!
演目は坂口安吾の「夜長姫と耳男」
この話の舞台は奈良時代ではないかと言われています。
奈良から離れた飛騨に王朝があったら…。
そんなことを思いながら、
当店の飛騨の匠が作った椅子に座り、
飛騨のお菓子を味わいながら
アカダマさんから受け継いだミロクのお面が飾ってある当店で、仏師・耳男が主人公の「夜長姫」の世界にぜひ浸ってください。

(現在上村恭子がチラシイラストを製作中です。お楽しみに)


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台本・演出/面高純一
原作/坂口安吾
出演/船井那女

東京で年間数回の文学カフェを企画している儚組が、縁あって奈良を訪れることになりました!
坂口安吾の恐ろしく美しい物語を、古の都に惹かれたような血の流れる朗読劇に仕立て上げます。
澄んだ真冬の昼下がり、文豪にゆかりのあるレトロなカフェで、美味しいお茶を片手に、
孤独で愛おしく詩的な文学世界を、どうぞご堪能下さい。


日時 2018年2月11日(日) 

1st 13時~
2nd 15時半~
定員 各10名前後
入場料 2500円(お菓子・飲み物つき)

お申し込みは下記から

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うちのスタッフ伊藤の紹介文を記載しておきます

来月2月11日(日) 13:00 から、ことのまあかりで、
儚組さんが朗読劇『夜長姫と耳男』を開催してくれます。
 
 
『夜長姫と耳男』は坂口安吾の短編です
 
飛騨随一といわれた匠の弟子である耳男が、
師匠のかわりに長者の元に向かいます。
そこで与えられた仕事は、
長者の娘・夜長姫が持つことになる護身仏を、
3人の匠に競わせて彫らせるというもの。
ところが姫は残虐で、
耳男の大きな耳と馬のような顔を馬鹿にし、
奴隷娘の江奈古と二人で無邪気に
耳男の耳を切り落としてしまいます。
 
耳男は夜長姫のために、
仏像ではなく蛇の血をすすりながら
恐ろしい化け物の像を彫ります。
 
 
演劇ファン、
歌舞伎ファンであれば、
昨年2017に上演された、
野田秀樹作・演出の
歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』は
この『夜長姫と耳男』と『桜の森の満開の下』が
ベースになっていたことをご存知かと思います。
耳男を中村勘九郎が、
夜長姫を中村七之助が、
演じていました。
 
 
さわやかな話ではないし、
わかりやすい話でもないのですが、
夜長姫の中には高貴で無邪気で残虐な一本の筋があり、
耳男は夜長姫に激しく憎悪し恐れがつつも、
心を揺さぶられ縛られて魅かれている。
いろんな解釈の仕方ができ、
いろんな演じ方ができる物語です。
朗読ではなく、
朗読劇なので、
文字で読むと古風でやや読みづらい物語が、
彼女の解釈にのせて
入ってくると思います。
 
現代的な表現じゃないから
読みづらいんですよね、原文。
でも、
 
ただ残虐なだけなら
逃げればいいだけなのに、
耳男を通して
夜長姫の細かな表情や反応が、
事細かに描写されていて、
耳男が姫から目をそらせていない、
トリコになってしまっているのが
読者にもわかるし、
耳男にも自覚がある。
それはなぜなのか、
姫の何がそうさせているのか、
というところが、
はっきり書かれていなくて
もやもやするんですが、
キャラクターとして
目の前で表現してもらうと、
わからないなりにも
ぼんやりと
わかりやすかったりすると思うのです。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42614_21838.html
 
お時間ありましたら、
ぜひご鑑賞くださいませ。
読むのではない楽しみ方ができると思います。
 
 
ちなみに、近藤ようこさんが漫画化した『夜長姫と耳男』が2017年10月に文庫になっています。(近藤ようこさんは『死者の書』とか、セレクトする題材が渋いですね。彼女の画風によくあってると思います)
 

 

 

演者 儚組・船井那女

(儚組について)

儚組は2006年に結成した、演劇ユニットです。
当初は劇場を中心に舞台劇に取り組んでおりましたが、
2009年より文化財やギャラリーでの詩劇を中心に企画を重ね、
2015年からはカフェでの朗読劇を年に数回、製作しています。
映像からインターネットに移り行く時代や社会の中で、
演者と観客に多くの緊張を強いる劇場型演劇の不自由さでは表現出来ない、
けれど生身のパフォーマンスでこそ得られる情動の共感を求めて、
お客様に、ささやかで文学的で劇的な空間をお楽しみいただきたいと思っています。

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儚組さんのサイトはこちら

hakanagumi.jimdo.com

1月27日(土)新しい年の邪気よけ、「訶梨勒(かりろく)」作りワークショップ

キャンセルが出ております。まだ募集中です。

 

訶梨勒とは、古来からの厄除けのお香です。
日本では室町時代から新年に厄を祓う為玄関などに袋に入れて、柱にかけたり、床飾りなどに使用されてきました。

「訶子」という、諸病を治す霊力のある実があります。仏教でお釈迦様が涅槃に入る前に、母親のマーヤ夫人が天上から現れ、お釈迦様に病が治るようにと訶子を投げたという説話があります。
この訶子の実と好きな香木を入れて飾りを作ります。講師のみちおかさんに、香りのこと、かりろくのことについて色々とお話していただきます。

節分をすぎ旧正月になったら自宅や職場などに飾り、厄除けをしましょう!

(実際使用する袋はこちらになります)

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日時 2018年1月27日(土)13時半~15時半(通常営業中にやります。)
参加費 4500円(お茶付)

お申し込みはこちらから

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講師プロフィール

 みちおかきみこ

(和の香り香司・巫香堂) 薫物屋香楽認定香司 自然療法家  幼い頃から寺社仏閣と歴史好きで、和の心への探求が高じて、3年前に東京から奈良に移住  現在、奈良を拠点に各地で 天然香原料を調合して、心身に優しく癒されながら手づくりする和の薫り(お香)講座を開催 (近鉄文化サロン阿倍野、奈良でも定期講座を開催中) 

 

2月1日(木)2月18日(日)図録を見ながら展覧会を語る会

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日々様々な展覧会が日本各地で開催されています。ですが展覧会は期間限定のもの。
過去の展覧会にまた行きたいと思っても、もう行くことはできません。思い出は心の中に残っています。
かつて行った展覧会の素晴らしさを、図録を見ながら語ってもらうイベントを企画しました。
どんなものが出陳されていたのか。どんなところが素晴らしくて、どこに感動したのか
参加者の皆さんにぜひ教えてください!行った当時はなんとも思わなかったものが、今だからこの凄さがわかる!みたいな話も大歓迎。
また、「行くことができなかったけれど、行ってみたかった…!」という展覧会についても、図録をお持ちであれば、行きたかった思いを語ってください。
図録自体について熱く語っていただくのも勿論okです(装丁とかデザインとか紙質とか写真とか文章だとか)

ジャンルは全く問いません。奈良や古代や日本の展覧会にこだわらず、様々なジャンルの展覧会について、図録を肴に熱く熱く語りましょう!

座談会形式と考えています。壇上で一人が発表するようなものではなく、図録をとり囲みながらわいわい話をしましょう。

2月に2回ほど開催予定です。今後も開催する予定でおります。(回によってはジャンル縛りの時もあるかもしれませんが今のところ未定です)

 

○持ち物

過去の展覧会の図録(1人あたり15分前後の持ち時間の中で語れるなら何冊でもOK。最低1人1冊はお持ちください)


第一回 2月1日(木)12時~15時頃
第二回 2月18日(日)12時~15時頃
(終わりの時間は参加人数により変動しますが最大15時となります)

飛鳥汁(飛鳥鍋と同じ具、同じスープ)+おにぎり2個、お茶つき
参加費2000円
定員最小3名~最大8名

お申し込みはこちらから。

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※ことのまあかりには奈良好きな方やアカダマさんから頂いた図録も多数ありますので、事前に来ていただいてそれを使ってくださってもOKです。(上記写真のものは店頭にあります)図録はご自由にみていってくださいね。