3月3日(土)元正天皇と水のお話
イラスト・上村恭子 「奈良で出会う 天皇になった皇女たち(淡交社)」より
第44代天皇、元正天皇。奈良時代の女性天皇の一人です。元明天皇の娘で聖武天皇の伯母にあたります。奈良での足跡も多々ありますが、北陸地方にも勅願寺や、姿を映したとされる仏像があったりなど、奈良以外にもゆかりが深い天皇です
「天皇になった皇女たち」という本を作った際に、元正天皇の北陸・東海地方での足跡や、元正天皇にまつわる「水」についてということがとても気になりました。
「養老」という年号に改元したのも、お水が素晴らしかったから。岐阜の美江寺さんのの観音様とお水のお話。
元正天皇をモデルとしたとされている、若狭の十一面観音の話。
修二会と元正天皇のつながりはあるのか、ないのか?などなど、普段の古代の女性の講座とはちょっと違った切り口でお話します。
開催日は3月3日は上巳の節句。「めぐりみずのとよのあかり(曲水の宴)」の日でもあります。元々中国では流水のほとりで身を清めるという日でもありました。
元正天皇にゆかりの深い養老の水や、奈良の美味しいお水、北陸・中部地方などのお水をご用意致します。
水の飲み比べもできますので、水を掬し、「めぐりみず」の日にからだに水をめぐらせましょう。
日時 2018年3月3日(土)10:00~12:00
定員 10名
参加費 2000円(3種類以上のお水付。霊験あたらかなお水をのみます。)お茶とお菓子付
講師プロフィール
生駒あさみ
奈良旅手帖代表、フルコトあるじ、ことのまあかり店主。
2017年8月に「奈良で出会う 天皇になった皇女たち(淡交社)」刊行。
古代の女性たちに興味をもち、倉橋みどりさんと「奈良時代の女性たちの祈りを歩く」の講座を開催している。
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