奈良ほどく舎 

フルコト・ことのまあかり主催のイベント・講座などです。色々な場所で開催します。

3月17日(土)薬師寺花会式のつくりばな~春を告げる花々を咲かせる人たち~

f:id:asamiikoma:20180206134740j:plain

薬師寺花会式(修二会)は3月25日~31日に行われている行事です。
金堂内に色とりどりの様々なお花が奉納されている姿ははよく知られています。
この美しいお花はどうして奉納されているのか、ご存知でしょうか?

修二会(薬師悔過法要)自体は奈良時代から脈々と続いている行事ですが、
嘉承2年(1107)に堀川天皇が皇后の病気平癒を薬師如来に祈られ、病気が回復したそうです。皇后はその翌年に10種類の造花を女官に作らせ、お薬師様に奉納しました。
それから毎年この法要には、梅、桜、桃、椿、山吹、杜若、牡丹、藤、百合、菊の10種類の造花を現代までお供えしています。

実はこの造花(つくりばな)、明治時代からは橋本家、増田家という2つの家がこの花造りに携わり、家族で作り続けているんです。
各家で約1000本近くの花を拵えるという、想像しただけでも大変な作業のことは、一般には殆ど知られていません。
今回、橋本家、増田家の二家族から当店にお越しいただくことになりました。

造花(つくりばな)はどんなふうに造られているのか。伝統行事に携わる楽しさ、苦労話、薬師寺さんとの様々なご縁の話などなど、花会式前のこの時期にこの機会に色々とお聞きしましょう。
今回は座学ではなく、皆さんで会話をしながら楽しめる形式にしたいと考えています。
花会式にお参りに行きたいと思っている方、花会式に今回はじめて行ってみよう!という方にはぜひぜひご参加ください!

日時 2018年3月17日17時~
参加費 1500円(飲み物、お菓子つき)

お申し込みはこちらから

f:id:asamiikoma:20180206135722j:plain

f:id:asamiikoma:20180206135733j:plain

f:id:asamiikoma:20180206135743j:plain

f:id:asamiikoma:20180206135756j:plain

f:id:asamiikoma:20180207220726j:plain

f:id:asamiikoma:20180207220742j:plain

f:id:asamiikoma:20180207220755j:plain