奈良ほどく舎 

フルコト・ことのまあかり主催のイベント・講座などです。色々な場所で開催します。

3月8日(金)お坊さんと読む日本霊異記3 日本霊異記と悔過

 

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日本霊異記』をご存知でしょうか。正式名称は『日本国現報善悪霊異記』といい、
平安時代初期に書かれた最古の仏教説話集です。雄略天皇の時代から平安初期まで
善悪の行いが仏力によって現実に報われたことを語る説話が合計116話、収められています。

・・・と書くと何だか堅苦しいですが、説明のつかない不思議な出来事や、生々しい人間の業がたくさん書かれていて、驚くような話ばかりです。古代史で有名なあの人もこの人も登場します。『日本霊異記』って何?という初心者の方にもお勧めの講座です。

日本霊異記』の著者は薬師寺の僧、景戒です。
景戒と同じ薬師寺の僧侶であり、喜光寺の副住職の高次喜勝さんに『日本霊異記』についてのお話を
シリーズでお願いしています。今回は第三回目。

今回のテーマは「悔過」。十一面悔過法要や、薬師悔過法要など、奈良が好きな方なら
耳にすることも多いと思いますが、そもそも「悔過」とは?どういう意味でどんなことをするの?というお話していただきます。
当日の3月9日は東大寺の修二会真っ最中。また高次さん自身も3月25日からの薬師寺の修二会の練行衆ですので
花会式前にも学べる機会です。お話を伺ってから、法要に参列しましょう。

日程 2019年3月8日(金)
時間 19時~20時半
参加費 2800円(夕飯代・飲み物代込)
夕飯にお弁当がつきます(お弁当内容は決まり次第記載します。もちかえりも可)

申し込みは下記から

ws.formzu.net


講師
薬師寺僧侶 喜光寺副住職 高次喜勝さん

1987年生まれ。大阪府出身。
龍谷大学大学院文学部修士課程修了。
18歳のとき、法相宗大本山薬師寺にて入山出家。
2015年より、行基菩薩入寂の寺である喜光寺の副住職に就任。
薬師寺の研究機関である唯識学寮の研究員も兼務。
「心によりそう仏教」をテーマに、わかりやすい仏教を目指して全国で法話会を開催している。